令和2年分(2020年分)の年末調整から電子化がスタートします。
これまで年末調整というと、扶養控除等(異動)申告書などを記入したり、保険会社から控除証明書を葉書で受け取って保険料控除申告書を作成したり、と紙を使った手作業によっていました。
しかし、電子化が始まると、氏名や住所などの基本情報は、一度入力すればよくなり、保険料控除証明書も保険会社からデータで送られるようになるので、年調ソフトにそのデータをインポートすれば自動計算されるようになります。
行政の電子化の遅れが指摘されてきた我が国ですが、近年、ようやく電子化が急速に進んで、国民の暮らしも便利になりつつあります。